注文住宅を建売より安くすることは可能?賢く価格を抑えるには?

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夏もピークを過ぎて、セミの鳴き声も今までとは違ってきましたね。
注文住宅って、高いのでしょう?そうなると予算が…。建売住宅も検討しようか、どうか迷ってしまう。

そうですよね。
建売住宅の方が断然安いようだけど、注文住宅がいい。何か工夫できることはないか知りたいところです。

この記事ではそんなあなたに、注文住宅と建売住宅の値段の違いについてご紹介します。ぜひ参考になさってくださいね。

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建売住宅は価格が抑えられている

注文住宅と建売住宅、どちらも一戸建てですが色々と違いがあります。大きな違いは実物を見ることができること、そして価格の違いでしょう。

建売住宅の方が、価格は安く抑えられています。これは、建売住宅の場合は注文住宅にはできないコストカットを行うから。

建売住宅はある程度の棟数をまとめて建てることで、設計や施工の時の手間を減らします。同じ図面で同じような時期に建てれば、作業の効率も良く、材料費や手間が抑えられます。

個人よりも、団体になると割引になって割安に利用できますよね。それと同じです。その代わり、パッケージされている内容を変えることはできないことも同じなのです。

 

同じ図面で何棟も作るということになれば、図面が1種類で済むだけでなく、同じ材料を数多く仕入れることもできます。

注文住宅と違って必ず建ててから売るわけですから、材料を売る側にとって確実に売れるので、値段も下げやすい。こういった理由を積み重ねて、値段が安く抑えられるのです。

注文住宅で価格を抑えるには?

注文住宅を建てる時も、もちろん価格を抑える努力をしたいもの。どういったところに注意するといいのでしょう。

建物の構造を担う躯体(くたい)や基礎などは、しっかりさせた上でのことを考えましょう。

一つ目は、建物を複雑な形にしないこと

もっとも単純なのは、正方形や長方形の四角い間取り。
外径が単純なことで外壁も基礎も屋根も面積が少なくできて、役物(やくもの)と呼ばれる出っ張りや引っこみに使う部材がなくなります。

ただし、敷地の形状によってはそうはいかない場合もあるし、好みの家にならない可能性も。

二つ目は、室内の間取りを単純にすること

壁が多い、建具が多い、出っ張りやへこみが多いとどうしてもコストがかかります。できるだけ単純にすると、壁も少なく、工事の手間も減らせます。
ただし、間取りは暮らしの中の使いやすさに直結しますから、暮らしを犠牲にしては本末転倒です。

三つ目は、設備品にコストをかけすぎないこと

システムキッチンや浴室・トイレなどを住宅設備と言います。
これらは、故障することもあるし、ライフスタイルの変化などによって、10年〜20年ほどで取り替えることも多いもの。必要以上にコストをかけないようにするといいでしょう。

その他にもあるけれど

注文する住宅会社によってはおすすめプランができていて、それを少しだけカスタマイズする。
または、選択できる材料を決めておいてその中から選ぶなど、全くの自由設計ではなくて、この中から選んでくださいね、と決まっている会社もあります。

こういった標準プランを活用すると、コストを抑えることができます。

他にも、地盤が強く工事のしやすい敷地だとコストが下がりますが、敷地条件は変えられない場合も多いですよね。

実際には、ご紹介したこれらを全て実施しても、建売住宅レベルに価格を抑えるのはかなり難しいと思います。

ローコスト住宅

注文住宅の会社にも、できるだけ手間を抑えて、スムーズに施工できるような設計にしたり、いくつもの住宅会社が共同で仕入れをすることで、材料のコストを抑えたりといった取り組みをしている住宅会社もあります。

いわゆるローコスト住宅は注文住宅でありながら、独自の設計や施工の工夫で、住宅にかかるコストを抑えています。
今では全国展開しているローコスト住宅メーカーもありますから、もうすっかりお馴染みですよね。

ローコスト住宅は、コストを抑えて提供しようという工夫がたくさんあります。
住宅設備品のグレードを抑えている場合もありますし、材料も必要最低限にする工夫をしています。

会社によるのですが、一概に品質が悪いとは言えません。建てられた現場を実際に見学して、違和感がなければ検討するといいと思います。

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ローコスト住宅なら、建売住宅と同等程度の値段に抑えることが可能になるかもしれません。

住宅は予算配分を意識する

建売住宅は、建てたらできるだけ早く売れないと新中古扱いになって価値が下がってしまうし、所有しているコストもかかり、売り手の業者は赤字になってしまいます。
ですから、もっとも流通しやすい一般的でくせのない住宅を土地と共に販売します。

照明の位置の数、コンセントの数など、これ以下はいくらなんでも不便というレベルにしていき、それをそのまま購入することになる。

総合的な住宅の品質は、やはり注文住宅の方が高いと言えるでしょう。

限られた予算の中で何を大切にしていくか、は冷静に判断すべきポイントです。
建売住宅の特徴を理解して、コストダウンの方法を知っておくことは、注文住宅を建てるときの参考になります。どのポイントに重きを置いて予算を使うか、長い目で判断してくださいね。

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まとめ

注文住宅と建売住宅の価格について、ご紹介しました。
価格は安いにこしたことがないし、予算には間違いなく上限がありますから、最もシビアに検討する必要がありますよね。

なにを選んだらいいか迷ったら、ぜひ実物を体験してください。
完成現場見学会や構造躯体を見られる見学会もあります。家族と一緒に体験して感じることはとても多いはずですから、きっと良い判断材料になるはずです。

 

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プロフィール
この記事を書いた人
あさ(建築のプロ)

家を建てるって、とっても魅力的な仕事。住宅会社で設計と施工をメインに、20年以上注文住宅のお仕事をしています。
建築主さんと専門家は暮らしを一緒に造り上げていく仲間でもあると思うのです。だから、難しく見えることをできるだけやさしく、あなたにもお伝えしたい!と思っています。

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